KISETSU 絨毯日記

..........................from kyoto and china carpet diary

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絶滅危惧種?!中国手織段通。

久々のKISETSU絨毯日記です。

上海ドモテックスも終わって早2ヶ月。
来年のKISETSUコレクションの製作に向けて活動を始めました。

先週は、中国のO氏とともに東京にヒアリングに行ったり、
どういうイメージにしようかと考えたりと、アイデアを温めています。

8月中旬に試作指示に中国に行く予定なので、
それまでじっくり新しいデザインを考えます。

前々から私が不思議に思っていたこと。
中国の人と接する際、いつも感じるんですが、
日本人と比べると、あんまり勤勉とはいえない中国人が、
手織絨毯なんてめんどくさいことをしているなんてちょっと不思議だなあ。

ここ最近の、急激な中国の成長でやっぱり変わってきたようです。

手織の職人さんが、もっと楽に稼げる方法がいろいろあると知ってきて、
職人さんがどんどん減ってきているそうです。
特に、若いなり手がいないそうです。
ある工場では、200人の職人さんが旧正月にふるさとに帰り、
正月空けに工場に戻ってきた時には150人に減っていたとか。。。

工場の社長さんのなかには、
「原料価格もどんどん上昇するし、職人さんには給料が安いと言われるし、
お客さんには高いといわれるし、今の注文分は作るけど、
それが終わったら辞めたいと思ってるの・・・」
といっている人も多いそうです。
社長さん自身、持っている土地の値段がどんどん上がるし、
手織絨毯なんて、文句を言われるめんどくさい仕事に魅力を感じなくなっている状態で、
私がKISETSUを始めてからも、大きな工場を含め、どんどんなくなっています。

まだやる気のある工場も、中国国内の生産をあきらめ、
インドなどのもっと工賃の安い国に外注に出す計画を立てているところも。
すでに、北朝鮮に下請けに出している工場もあるそうです。
KISETSUコレクションを作っている工場は、中国でも内陸の地方なので、
まだまだ工賃は安く、そこでの生産は続けられるようですが、

これからも中国の成長は続いていくだろうし、
いつか中国に手織段通を作る工場がなくなる日が来るかも知れません。

せっかくこうやって一結び一結びと作っていただく手織絨毯です。
良いデザインのものを作っていただけるように、
私たちも良いデザインを作らなければと思います。




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  1. 2010/06/18(金) 10:41:49|
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kisetsu kyoto

Author:kisetsu kyoto
京都でインテリアテキスタイルのデザインをしています。
絨毯作りの日々の様子をつれづれに書いていきます。

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