KISETSU 絨毯日記

..........................from kyoto and china carpet diary

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色見本いろいろ

絨毯試作行脚では、各工場に行ってデザインに添って、
表現の打ち合わせや色の打ち合わせをしていきます。
色は基本、工場が持っている色見本で指示していくのですがさまざまなのです。

チベット織の工場の色見本
チベタン色見本
工場で染めた糸の蓄積を集めた完全オリジナル。
右側のものは、織った後マーセライズをした後の色見本。
マーセライズとは、簡単に言うと強いアルカリで
糸の表面を溶かして柔らかくする加工なので全体的に黄色く焼ける傾向があります。
その影響も踏まえて色だしするのが結構難しいのです。

工場オリジナル色見本だと、色の組み合わせを見難いので、
私たちオリジナルの色梵天にして持っていってます。
チベタン色見本2
柄と配色が一目で分かるように札もつけてます。
これは、カット面と側面が両方見られてとっても重宝しています。

草木染の工場の色見本
草木染色見本
草木染といっても、堅牢度のことがあるので化学染料も使っています。
なので、鮮やかな色も多いです。手前が新色。さらに鮮やか。
草木染色見本2
梵天になっていてカット面が並んでいるので探しやすく、
色の組み合わせも見やすいので、作業も早く済むし一番良い色見本。

シルクの工場の色見本
シルク色見本
ブック型になっている中国絨毯共通のもの。
各色調、淡色から濃色までグラデーションになっているのは良いのですが、
色の組み合わせが見にくいし、
シルクはカット面と側面の濃度の差が大きいので出来上がりが想像しにくい。
いつも、今までで成功した色の組み合わせや工場のデザイナーの意見を参考に、
ちょっと手探りのような感じで色指示しています。

色指示なんて、デザインに色窓をつけているんだから工場に任せればいいんじゃないの
と言われそうですが、そうは行かないのです。

手織絨毯で使われるのは、中国の国内産のウールで、
私たちが通常使っているニュージーランドウールより黄味が強いのです。
また、手紡ぎの糸を使っていたり、
いまだに石炭で熱して染色している工場もあったりして
染の安定度が低く、指示色が再現できないことも多いのです。
それなので、工場に行ってそこの色見本で工場のデザイナーと相談しながら、
デザインにあわせた色を組み合わせていくと言う作業が重要なのです。

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  1. 2010/08/26(木) 19:38:16|
  2. 絨毯作り中国
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Author:kisetsu kyoto
京都でインテリアテキスタイルのデザインをしています。
絨毯作りの日々の様子をつれづれに書いていきます。

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