KISETSU 絨毯日記

..........................from kyoto and china carpet diary

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龍の絨毯

先日のセラフィアンに続き、我が家のお気に入りです。

龍のチベタン
レモンイエローベースの龍のチベタン。
お座布団サイズの小さな絨毯です。
龍のちょっととぼけたようなユーモラスな表情と、
レモンイエローとライトブルーの爽やかな色彩が気に入ってます。
和室の机の上に、卓上布の変わりに置いています。

大地の恵を感じる、力強い素朴さが魅力。

これは一昨年前にのるぶりんかラグさんから購入したもの。
のるぶりんかラグさんはチベットで織られた絨毯だけを扱っていらっしゃる絨毯やさんです。
チベット絨毯を通じて、チベットの抱えるいろいろな問題が解決に向かうよう活動をされています。

伝統的な文化を守っていけるよう、私たちも意識していかないと・・・と思います。






  1. 2010/09/08(水) 11:44:10|
  2. 絨毯いろいろ
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我が家のお宝

ある物件の準備でマリコサンは今、ウールカーペットの特性を調べています。
染色性や、強度、防虫のことなど・・・話しているうちに、
大事にしまっている我が家のウールのお宝のことがふと気になってきて、
虫干しがてら、しばらく出しておくことにしました。

セラフィアン
会社にいるときにイランに行って、工房で直接買ったセラフィアンのドザール。
セラフィアンはイランの有名な工房の名前。
ドザールはサイズの名前で、200×135cm前後のサイズの呼び方。
ペルシャ語で、「ザロ」は1メートルに近い長さを表して、「ド」は2を表します。
ドザールは約2メートルの長辺を持つ絨毯のサイズという訳。

「出来が良いペルシャ絨毯は真ん中のメダリオンとボーダーの中心があっているもの。
カーペットの上下の長さが同じもの、後は出会ったお気に入りを買うのが正解だよ」
と教わって、たくさんの絨毯の中から選んだお気に入りです。
赤いメダリオンの中のブルーが効いていて、
良いバランスの白地の中に、唐草がきれいにぐりぐりまわっていて、
花などのモチーフが心地よく配置されているのが気に入ってます。

ペルシャ絨毯10×10
裏返してみると・・・こんなに細かかったっけ。
規格は「10×10」
1センチの中に10粒づつパイル糸が織り込まれているという意味。
さまざまな色に染められたウールの細い糸で文様が織り込まれています。

ペルシャやトルコの絨毯は1cmに何粒入っているかが規格の基準なので、
「8×8」とか「15×15」などと呼んで、数字が大きいほど細かい規格。
トルコのヘレケ絨毯の「18×18」というのを見たことがありますが、
シルクの本当に細かく繊細な絨毯で、小さな額に仕立てられていました。
一方、中国絨毯は、1尺(約30cm)に何粒入っているかが規格の基準。
90段、120段などと呼んで、これも数字が大きいほど細かい基準。

単位が違うので両方の規格を比較するのは分かりにくいのですが、
「10×10」は300段とだいたい同じくらいと思って良いのかな。
そう思うと、私のお宝は、やっぱり細かい絨毯だな。
大事に一緒に年をとって、ステキなアンティークになって行きましょう。






  1. 2010/08/31(火) 16:04:21|
  2. 絨毯いろいろ
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色見本いろいろ

絨毯試作行脚では、各工場に行ってデザインに添って、
表現の打ち合わせや色の打ち合わせをしていきます。
色は基本、工場が持っている色見本で指示していくのですがさまざまなのです。

チベット織の工場の色見本
チベタン色見本
工場で染めた糸の蓄積を集めた完全オリジナル。
右側のものは、織った後マーセライズをした後の色見本。
マーセライズとは、簡単に言うと強いアルカリで
糸の表面を溶かして柔らかくする加工なので全体的に黄色く焼ける傾向があります。
その影響も踏まえて色だしするのが結構難しいのです。

工場オリジナル色見本だと、色の組み合わせを見難いので、
私たちオリジナルの色梵天にして持っていってます。
チベタン色見本2
柄と配色が一目で分かるように札もつけてます。
これは、カット面と側面が両方見られてとっても重宝しています。

草木染の工場の色見本
草木染色見本
草木染といっても、堅牢度のことがあるので化学染料も使っています。
なので、鮮やかな色も多いです。手前が新色。さらに鮮やか。
草木染色見本2
梵天になっていてカット面が並んでいるので探しやすく、
色の組み合わせも見やすいので、作業も早く済むし一番良い色見本。

シルクの工場の色見本
シルク色見本
ブック型になっている中国絨毯共通のもの。
各色調、淡色から濃色までグラデーションになっているのは良いのですが、
色の組み合わせが見にくいし、
シルクはカット面と側面の濃度の差が大きいので出来上がりが想像しにくい。
いつも、今までで成功した色の組み合わせや工場のデザイナーの意見を参考に、
ちょっと手探りのような感じで色指示しています。

色指示なんて、デザインに色窓をつけているんだから工場に任せればいいんじゃないの
と言われそうですが、そうは行かないのです。

手織絨毯で使われるのは、中国の国内産のウールで、
私たちが通常使っているニュージーランドウールより黄味が強いのです。
また、手紡ぎの糸を使っていたり、
いまだに石炭で熱して染色している工場もあったりして
染の安定度が低く、指示色が再現できないことも多いのです。
それなので、工場に行ってそこの色見本で工場のデザイナーと相談しながら、
デザインにあわせた色を組み合わせていくと言う作業が重要なのです。

  1. 2010/08/26(木) 19:38:16|
  2. 絨毯作り中国
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手織絨毯の風合い、織り方によってこんなに違います。

一週間の手織絨毯試作指示行脚から帰ってきました。
いろいろあった珍道中の模様はaistudio weblogで随時お送りいたします。

一言で手織絨毯といっても素材、織り方などさまざまです。
このことはもっと詳しくいつか書こうと思っていますが、
今回は、ちょうど同じデザインを違う手法で作った
サンプルが出来ていたので違いを見てみます。

チベットと草木染
手前が、手紡ぎの草木染のオープンバック、奥がチベット織りです。
両方とも中国ウール100%。

奥のチベット織は棒に巻きつけて織る、織りの手法のため、
折の粒数に合わせて描いたデザインがずいぶん単純化されています。
特に縁と、真ん中の模様はかなりシンプルな表現。
それに比べると、オープンバックは粒数どおりの細かい表現が出来ています。

それぞれアップで表情の違いを見てみると・・・

チベット織
チベット織は、後加工のマーセライズによって、
一本一本の糸が細くなって柔らかい風合いになっています。
また、右のほうはカービングによって模様を浮き上がらせています。
どの部分をカービングするかによって絨毯の表情が変わります。

草木染
手紡ぎ、草木染のアップ。
粒感のある表情。むっちりとしたボリューム感があります。
手紡ぎの糸の素朴な感じが魅力です。

今回、KISETSU collectionは繊細な感じ、ボリュームのある感じとデザインに合わせて
4つのクオリティーで作ってもらいます。
出来上がってくるのは、早いもので11月くらい。
どんな感じに仕上がるか、楽しみです。





  1. 2010/08/20(金) 19:25:12|
  2. 絨毯いろいろ
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中国手織製作指示の旅、日程決まりました。

ただいま、私たちの頭は沸騰中です。

何しろ、来週12日~18日までの一週間の日程で
中国に、KISETSUコレクションの試作指示に行くことに決まったのに、
いまだにデザインは製作中。

KISETSUコレクションを始めて4年目になるので、
前のものより良いものを作り出したい!!
と、考え考えの数ヶ月を送っているのです。

とはいえ泣いても笑っても、来週の明日には中国に出発です。
それまでは、がんばらなくてはなのです。


  1. 2010/08/04(水) 21:22:02|
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kisetsu kyoto

Author:kisetsu kyoto
京都でインテリアテキスタイルのデザインをしています。
絨毯作りの日々の様子をつれづれに書いていきます。

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